お風呂のガス代は1ヶ月でいくら?効果的な節約術も解説
毎日のお風呂で、意外と気になるのがガス代です。1ヶ月でどれくらいかかっているのか、少しでも無駄を減らせないかと感じている人も多いのではないでしょうか。この記事では入浴スタイルや世帯人数ごとにガス代の目安を確認しながら、すぐに取り入れやすい節約のコツを解説します。無理なく続けられる方法で、日々の負担を軽くしていきましょう。
この記事でわかること/解決できること
- 戸建または分譲マンションに住むファミリー層の世帯主
- 新居への入居や住み替えをきっかけに、都市ガス契約を検討している人
- 光熱費の見直しや生活サービスの一括管理をしたい人
目次
お風呂にかかるガス代1ヶ月分の目安は?
お風呂で使用するガス代の1ヶ月あたりの目安は、1人暮らしで毎日1回お湯を張る場合、都市ガスで約3,990円、プロパンガスで約7,410円程度です。家庭におけるエネルギー消費のなかでも、給湯が占める割合は非常に大きく、特に入浴頻度が高い世帯では費用がかさむ傾向にあります。
季節や設定温度によっても変動しますが、毎日の習慣を見直すことで、家計への負担を大きく軽減できる可能性があります。
プロパンガスと都市ガスでも差が出る
使用しているガスの種類によって、1ヶ月のガス代には大きな差が生じます。一般的にプロパンガスは都市ガスに比べて料金設定が高く、同じ量のお湯を沸かした場合でも、ガス代が1.8倍から2倍程度になることが少なくありません。
これは、プロパンガスが配送コストを要する自由料金制であることがおもな理由です。
入浴スタイル別に見るガス代の違い
入浴スタイルが浴槽に浸かるか、シャワーのみで済ませるかによって、1ヶ月のガス代は変動します。それぞれのコスト面での特徴を詳しく解説します。
毎日お風呂に浸かる場合
都市ガスでは1回あたり約85円程度、プロパンガスでは約224円程度の費用がかかります。1ヶ月換算(1人暮らし・1日1回のお湯張り)では、ガス代と水道代込みで都市ガスで約3,990円、プロパンガスでは約7,410円が目安です。
湯船に浸かるのは心身のリラックス効果が高い一方で、シャワーのみの利用と比べるとガス代は高くなる傾向があります。
シャワー中心の場合
シャワーを15分間使用した場合のお湯の量は、一般的な浴槽1杯分です。短時間の使用であれば、浴槽にお湯を溜めるよりもガス代を抑えられます。目安として10分程度の利用であれば、1回あたりのガス代は浴槽入浴の約3分の2程度で済みます。
節約を優先するのであれば、不必要に流し続けない習慣が重要です。
家族構成別に見るガス代の違い
世帯人数が増えるにつれて、お湯の使用量も増加し、ガス代の総額は上昇します。人数ごとの平均的な支出目安を確認しましょう。
1人暮らしの場合
1人暮らしにおける1ヶ月のガス代平均は、2,999円程度です。シャワーのみで手短に済ませるライフスタイルであれば、さらに安く抑えることも可能です。
ただし冬場は水温が低く、お湯を沸かすためにより多くのエネルギーを必要とするため、夏場に比べて2倍程度の料金になるケースも見受けられます。
4人家族の場合
4人家族の1ヶ月あたりのガス代は、5,112円程度が目安です。人数が多い分、お湯を沸かす回数やシャワーの使用時間が増えます。特に入浴時間がバラバラになると、その都度追い焚きを行う必要があり、さらに費用が膨らむ原因となります。
家族間で入浴のタイミングを合わせることが、家計全体の節約において非常に効果的です。
お風呂の使い方別に見るガス代の違い
浴槽のお湯を温め直す際、方法によってガス消費量は変化します。それぞれのコスト面での特徴を比較しましょう。
追い焚きの場合
1回あたりのガス代(浴槽200Lのお湯を20℃上昇させる場合)は、都市ガスで約85円、プロパンガスでは約224円が目安となっています。追い焚きは、特に少し温度が下がった程度であれば短時間の燃焼で済むため、ガスの消費量を抑制できます。
ただし、水温や水量が同じ条件であれば、一般的には自動湯はり(入れ替え)の方が器具の熱効率が高いため、ガス代は節約しやすいと言われています。
参考:浴槽にお水をためて追い焚きする場合と、自動湯はりでお湯を入れる場合とでは、どちらがお得でしょうか?|パロマ
入れ替えの場合
浴槽のお湯をすべて捨てて新しいお湯を張り直す場合、1回あたり都市ガスで約85円程度、プロパンガスでは約224円程度のガス代がかかります。追い焚きと比較するとコストは高くなりますが、常に清潔なお湯に浸かれる点がメリットです。
衛生面を重視する場合を除き、節約の観点では追い焚きや保温の工夫を取り入れる方が効率的です。
足し湯の場合
足し湯は、高温のお湯を新しく追加して全体の温度を上げる方法です。設定温度や追加する量にもよりますが、1回あたりのガス代は都市ガスで200Lを20℃上昇で約60円が目安となります。追い焚き機能がない浴室でも手軽に温度調整ができる点がメリットです。
一方で、お湯の量が増えすぎて溢れてしまうと、水道代も余計にかかるため調整が必要です。
季節でも違う!夏と冬のお風呂のガス代
お風呂のガス代は季節によって大きく変動します。元々の水の温度が季節によって異なり、加熱に必要なエネルギー量が変わることが理由です。
夏はシャワー中心で節約しやすい
夏場は水温が高いため、設定温度まで温めるのに必要なガスの量が少なくなります。また、暑さから浴槽に浸からずシャワーのみで済ませる機会も増えるため、年間を通じて最もガス代を抑えやすい時期です。
シャワーの温度を1度下げるだけでも節約効果が得られるため、無理のない範囲で調整しましょう。
冬は外気でお湯が冷える
冬場は水温が極端に低くなるため、お湯を沸かす際に夏場の約2倍程度のエネルギーを消費します。さらに、浴室内の気温も低く、お湯が冷めるスピードが早まるため、追い焚きの回数が増えやすくなっています。
外気の影響を直接受ける季節だからこそ、浴室の断熱や蓋の利用といった熱を逃がさないための工夫が必要です。
すぐにできるお風呂のガス代の節約術6選
お風呂のガス代は、日々の意識で抑えられます。今日から実践できる節約術を組み合わせて、1ヶ月の負担を軽減しましょう。
1.追い焚き回数を減らす
追い焚きは便利な機能ですが、使用するたびにガスを消費します。お湯が冷める前に素早く入浴を済ませることで、温め直しの回数を最小限に抑えられます。特に外気温が下がる冬場は、お湯の温度が低下しやすいため注意が必要です。
家族全員が協力し、追い焚きに頼らない入浴スタイルを確立しましょう。
2.入浴の順番を工夫する
複数の家族がいる世帯では、入浴の間隔を空けないことが重要です。前の人が上がった直後に次の人が入れば、浴槽の温度低下を防げるため、追い焚きの必要がなくなります。入浴の順番を連続させるという単純なルールを設けるだけで、無駄なエネルギー消費を大幅にカットでき、月々のガス代削減につながります。
3.お湯の量と給湯温度を見直す
給湯温度の設定を適切に管理することも大切です。設定温度を1度下げるだけでも、ガスの使用量を節約できます。また、浴槽に溜めるお湯の量を少し減らすことで、沸かすためのエネルギーと水道代の両方を同時に抑制可能です。
快適さを損なわない範囲で、無意識に使っていたお湯の量を見直してみましょう。
4.シャワー時間を短めにする
シャワーは1分間流し続けるだけで、約12リットルのお湯を消費します。15分間出しっぱなしにすると、一般的な浴槽1杯分と同等のガス代がかかる計算です。体を洗っている間や、シャンプーを泡立てている間はこまめに止水するよう心がけましょう。
使用時間を数分短縮するだけで、1ヶ月の累計コストは大きく変わります。
5.シートで保温する
浴槽の蓋を閉めるのはもちろん、アルミ製の保温シートを水面に浮かべることで、お湯の熱をより長時間逃がさずに保てます。空気層が断熱材の役割を果たし、蒸発による温度低下を防ぎます。
特に最後の人まで入浴時間が空く家庭では、物理的な工夫が追い焚き回数の削減に効果的です。
6.節水シャワーヘッドを活用する
手軽で効果が高い方法として、節水タイプのシャワーヘッドへの交換が挙げられます。水量を制限しながらも水圧を維持する仕組みになっているため、使用感を損なわずに30%から50%程度の節湯が可能です。
お湯の使用量そのものが減ることで、ガス代だけでなく水道代の削減も同時に実現できます。取り付けも簡単で、長期的なコストパフォーマンスに優れた方法です。
ガス会社の変更も検討しよう
節約術に加えて、ガス会社自体の変更も見逃せない解決策です。2017年のガス小売全面自由化により、契約先を個人で自由に選択できるようになりました。現在の料金が高い際は、複数社から見積もりを取り、適正価格の供給会社へ切り替えることで、年間の固定費を大幅に削減できる可能性があります。
たとえば都市ガスは、電力とのセットプランなどで料金が割引される場合があります。また、プロパンガスは自由料金制のため、会社間で価格差が大きいのが特徴です。まずは検針票で単価を確認しましょう。
まとめ
お風呂の1ヶ月のガス代は、世帯人数やガスの種類、日々の入浴スタイルによって大きく変動します。追い焚き回数の削減や入浴時間の工夫、節水シャワーヘッドの活用といった具体的な対策を組み合わせることが、家計の負担を軽減する近道です。
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